- 〈深読み技術トレンド〉「トロイダルCVTの再挑戦」(上)環境性能の改善支援 - GAZOO.com経由日刊自動車新聞
- 〈深読み技術トレンド〉「トロイダルCVTの再挑戦」(下)機械式ハイブリッドシステム - GAZOO.com経由日刊自動車新聞
自動車向けのトロイダルCVTというと高速域で油膜が薄くなった時の潤滑及び抵抗増大が大きい問題だと言われていたと思いますが、上でのトロトラック社の提案は小型化したトロイダルCVTを利用して補機の抵抗を調整するという物で、0か1しかない現状よりもきめ細かい制御を行う事で低負荷化に繋げたいという物だとしていますね。
理屈の上では分かるんですが…特にエアコンとかはそうですかね。でもそんなぼこぼこ変速機追加して大丈夫な物なんでしょうか、メンテが大変そうではあります。
下ではまず機械式ハイブリッド…運動エネルギー回収システムについてですね。レーシングマシンで用いられているKERSですが、これを乗用車に搭載しようという話があるとか。
理屈の上では電気式のハイブリッドよりも軽く同等のエネルギー回生が行える、と言うんですが…でもってその制御というか接続にもトロイダルCVTを、と。
KERSは何しろでかい重いフライホイールが最高60krpmという超高速で回転する訳で、高周波音とか潤滑は大丈夫なんだろうかと多少心配になったりはします。あと円盤なので意外と邪魔であるとか。
ポルシェに積まれたKERSは助手席を占有して轟音を立てると聞いたような。
ともあれ、変換する手間がない為に単純なエネルギー効率としては電気式ハイブリッドより良く、最大で70%を回生できたというのは大した物ではありますね。前述の問題が解決できれば燃費改善策としては便利な物になりそうですがやっぱり潤滑は大丈夫なんだろうか。
他にはエンジンとスーパーチャージャーの間に挟んで効率化、と言うのも書かれていますね。スーパーチャージャーと言えば機械損失ですが、これに変速機を挟む事で、変速機分を上回る効率化が可能であるとしているとか何とか。
ターボよりも細かい過給圧制御が可能と言う事で、高級エンジンでターボチャージャーとの併用が行われれば燃費アップに繋がるのかもしれませんが、スーパーチャージャーに加えてトロイダルCVTの潤滑までエンジンオイルでするようだとかなり品質に気を遣わないといけなくなるかもしれませんね。
と、実際採用されるかは微妙な数々の提案ですが、KERS採用で張り詰めた高音を辺りに振りまく乗用車とか登場したらそれはそれで面白いかもしれません。私も年でそろそろ高周波音が聞こえなくなってくる頃合いですしね。

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